コロナ禍も落ち着いてきた昨今、運動不足を解消しようとジム入会を決める人が増えています。これまでジムやフィットネスクラブに行ったことがない人の中には、服装はどのようなものを着るのか、何か決まりごとはあるのかなど、わからないことが多くて悩んでしまう方もいるでしょう。そこで今回は、初心者がジムでトレーニングする時に必要な服装にはどのようなアイテムがあるのか、選び方や押さえておきたいポイントなどについて解説します。
1.ジムに行くときの基本の服装
ジムには当然ですがトレーニングのために行きます。運動をしやすい服装である必要があり、基本的なアイテムはトップス・ボトムス・アンダーウェア・ソックス・シューズです。それぞれのアイテムについてどのようなものが良いのか、見てみましょう。
1-1.トップス
男性の場合は半袖のTシャツかタンクトップが基本です。トレーニング開始前や冬場など気温が低いときは、アウターを着て冷えないようにします。ジムの中はエアコンで温度管理がされているため、体が温まればアウターを脱いでも寒くありません。女性の場合は男性と同じく半袖のTシャツや、タンクトップが基本です。体のラインが気になるという場合はゆるめのドルマンスリーブのトップスや、裾が長めでお尻の隠れるヨガウェアなども良いでしょう。
男女ともに共通して言えることは、生地の素材が吸汗性、速乾性のあるポリエステル、またはポリエステル混のものを選ぶことです。綿100％のものは、吸汗性はありますが、乾きにくく汗で体が冷えてしまいます。
1-2.ボトムス
男性の場合はショート、ハーフ、ロングパンツがあります。トレーニングをすると暑くなって汗をかくので、ショートパンツやハーフパンツが人気です。寒い時期にはロングパンツか、ショートやハーフパンツの下にタイツを穿くのが良いでしょう。女性の場合は、丈が長すぎず、短すぎないハーフパンツ（「カプリパンツ」「ウーブンパンツ」などの名称で呼ばれている）か、脚にフィットするロングパンツなどがおすすめです。太めのパンツは動きにくく、マシントレーニングを行う際引っ掛かりやすいので危険です。
1-3.アンダーウェア
男性の場合は、アンダーウェアは体に密着するスポーツ用のインナーです。着ると汗を吸収して熱を外に放出するため快適にトレーニングできます。トップスだけではなく、タイツもアンダーウェアです。女性の場合は、アンダーウェアを着用すれば、汗をかくことによって下着が透けてしまうのを防げます。冬場は体が冷え、筋肉が硬くなりがちのため、アンダーウェアで冷えを防ぐことが必要です。また、必ずスポーツブラを着用しましょう。
1-4.ソックス
男性、女性ともに裸足でする運動以外は、滑り止めの付いたスポーツ用のソックスを用意して必ず着用しましょう。裸足でシューズを履くとシューズの中で足が滑り、靴ずれを起こす可能性が高くなります。また、汗がシューズに染みこんで臭いの原因になったり、シューズの劣化が早まったりします。
1-5.シューズ
男性、女性ともに普段履くスニーカーはクッションが薄いためトレーニングには不向きです。ジムでは、長時間のトレーニングに耐えられる、クッション性のあるフィットネス用シューズを選びましょう。持ち運びやすい、軽くて通気性の高いものが最適です。必ず実際に試し履きをして履き心地を確かめましょう。
2.ジムの服装選びで押さえておきたいポイント
では、実際にアイテムを選ぶ際、どのような点をチェックしておくかについてご紹介します。自分に合ったものが見つかれば、トレーニングの効果もアップするでしょう。
2-1.サイズが合っているか
あまりにも大きなサイズや、逆に小さすぎて窮屈な服装は、動きにくく運動に集中できません。トップスはほどよくゆとりがあるもの、ボトムスは体に合ったサイズのものを選び、快適に体を動かしましょう。 セールなどでさまざまなメーカーのものを試してみて、自分の体にフィットするものを見つけてみるのも良い方法です。
2-2.ストレッチ性があるか
伸びない素材の服では十分に体を動かせません。ジムに適しているのは、伸縮性があって動きやすいポリエステルやコットン、ストレッチ素材のものです。仕事帰りなどに着替えずに運動する方もいますが、汗をかくことや体の動かしにくさから考えても着替えは必要です。
2-3.季節に合っているか
ジムの中は運動する人のためにやや低めの温度設定になっており、気温が低い時期はアウターをはおる必要があります。体が冷えたままだとケガにつながることもあるため、温まるまでアウターを着てウォームアップしておくことが大切です。気温の高い夏は、汗かきの男性はタンクトップにし、女性は冷房対策にアウターを準備しましょう。
2-4.機能性が高いか
ジム用のウェアには吸水性や通気性、速乾性など高い機能性が必要です。トレーニングに汗はつきものであり、ウェアが高性能であれば汗による不快感を軽減できます。また、軽量である方が体に負担にならず、疲労感が減ります。
3.まとめ
ジムでの服装は、トップス・ボトムス・アンダーウェア・ソックス・シューズが基本の組み合わせです。運動するために作られた、動きやすく機能性にすぐれた素材のものを選びましょう。体に合った服装は、トレーニングを快適にし、効果も高めるでしょう。
「廣田ボディビルセンター」は、ボディビルダーはもちろん、体を変えたい、ダイエットしたいという方にもおすすめのジムです。今回、オリジナルTシャツを作りました。これを着れば、トレーニング中のモチベーションアップも間違いなしの自信作です。ぜひお買い求めください。